今回の憲法ゼミナールは、自民党と日本維新の会が連立政権の合意に盛り込んだ、衆院議員の定数削減について取り上げます。国会は国民の代表機関ですが、果たして国会議員は「少なければ少ないほど良い」のでしょうか。議員削減をめぐる政治的動向について、憲法の視点から考えてみたいと思います。
〇日時: 2025年12月19日(金)
〇報告:「国会議員の定数削減の憲法問題」
小松 浩さん
(立命館大学法学部教授・京都憲法会議幹事)
○主催: 京都憲法会議
小松さんのわかりやすいお話の後、質疑応答の時間も有意義なものとなりました。ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。
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憲法ゼミナール一覧
憲法ゼミナール(2025年第1回)のご報告
沖縄県には、全国の米軍専用施設面積の約70%が集中していますが、さらに大浦湾を埋め立て辺野古新基地の建設がすすめられています。また、現在、沖縄本島にミサイル部隊が配備されたり、宮古島・石垣島・与那国島の離島には、新たに自衛隊基地が建設され、対中国を名目にミサイル部隊、電子部隊など、陸自・海自・航空の前線基地が構築されようとしています。米兵による事故事件も絶えません。
沖縄戦、米軍占領、サンフランシスコ講和条約から本土復帰、復帰後も続いている米軍の無法の横行する島-沖縄の現状と明日を考えたいと思います。
○日時: 2025年2月28日(金)
○報告:「無法に抗う島-沖縄」
奥村 一彦さん(弁護士)
○主催: 京都憲法会議
17名の方にご参加いただきました。
報告は、機関紙の「くらしと憲法」119号に掲載しています。
憲法ゼミナール(2025年第2回)のご報告
今回は、サイバーセキュリティを確保するためとして、2月7日に国会に提出され、審議されている「能動的サイバー防御」導入にむけた法案を中心的なテーマとしてとりあげます。
この法案は、政府が常時、国民の通信情報を収集・分析してサイバー空間を監視し、サイバー攻撃の兆候をつかめば、それだけで警察や自衛隊が攻撃元のサーバーなどに対し無害化措置を行うことを可能とするものです。この法案に対しては、憲法の保障する通信の秘密の侵害の危険性、先制攻撃にあたり平和主義に反し、国際法にも反する危険性、無害化措置をとる警察権の濫用につながる危険性など、多くの問題点が指摘されています。
○日時: 2025年4月25日(金)
○報告:「『能動的サイバー防御法案』は『敵基地攻撃法(”反撃法”=先制攻撃)』のサイバー版!!
-SC(セキュリテイ・クリアランス)及び国民総監視・総動員との関係、そして展望をどう切り拓くか?-」
岩佐 英夫さん(京都憲法会議代表幹事、絆法律事務所 弁護士)
○主催: 京都憲法会議
☆講師の岩佐さんには、上記のテーマで、多くの資料とともにご報告をいただきまして、ありがとうございました。また、14名の方にご参加いただきました。
内容につきましては、機関紙の「くらしと憲法」等でお知らせいたします。
憲法ゼミナール(2025年第3回)のご報告
今回は、アメリカ合衆国の大統領令と憲法の関係をテーマとし、トランプ大統領が署名した、アメリカ合衆国で生まれればアメリカ合衆国国籍を得られるという出生地主義を大幅に修正する大統領令の憲法上の問題点を中心に報告いただきます。
〇日時: 2025年9月5日(金)19時~
〇報告:「アメリカ合衆国の大統領令が解釈改憲にまで及んでいるのに止まるところを知らないかのような立憲主義の危機の現況について」
倉田 玲さん(立命館大学教授)
☆講師の倉田玲さんには、上記のテーマでタイムリーでたいへん興味深いご報告をいただきました。内容につきましては、後日、機関紙の「くらしと憲法」等でお知らせいたします。